概要
農地改革を進めた護民官。任期中に元老院派に撲殺され、共和政の内乱の世紀が始まる。
所属
共和政ローマ関わったできごと(1)
ティベリウス・グラックスの農地改革と暗殺BC133年 · 護民官本文
名門の生まれで、母コルネリアは大スキピオの娘になる。 「これが私の宝石です」と息子たちを指したという逸話で知られる。
ヌマンティア戦役に従軍する道中、 エトルリアの農地に自由農民がおらず、 奴隷ばかりが働いているのを見たことが動機だったと伝わる。
護民官として農地法を出し、 拒否権を使った同僚を民会の議決で罷免した。 前例が無い手続きだった。 正当性を民会に置くか、慣例に置くかという争いになる。
再選を目指した選挙の日、 元老院議員たちが自ら手を下した。 共和政400年で初めて、政治の対立が私的な暴力で決着した。 弟のガイウスも12年後に同じ道をたどる。