概要
国禁を犯してインドへ渡り、17年かけて経典を持ち帰った。『西遊記』の三蔵法師の元。
所属
唐関わったできごと(1)
玄奘の西域行629年 · 当人本文
国禁を犯して出た。 出国の許可が下りず、夜のうちに関を抜けている。
砂漠で水袋を落とし、四夜五日水を飲めなかった、 と『大慈恩寺三蔵法師伝』にある。
高昌の王に引き止められ、 断食して意思を示して通してもらった。
ナーランダー僧院で5年学んだ。 当時、数千人が学ぶ国際的な学院だった。
インド各地を回り、討論に出て負けなかったと伝わる。
帰国後、太宗に迎えられた。 還俗して政治に加われと勧められたが、断っている。
20年近く、翻訳に費やした。 訳した経典は1300巻を超える。
それまでの訳(旧訳)に対して、 彼の訳を新訳と呼ぶ。 「色即是空」の一節も、この人の訳になる。
『西遊記』の三蔵法師の元だが、 猿も豚も、実際の旅には出てこない。