概要
ソロモン王とシバの女王の子孫を名乗ってザグウェ朝に代わった。この王統は1974年まで続くので、700年もった建国の物語になる。
関わったできごと(1)
エチオピア・ソロモン朝の成立AD1270年 · 王朝を開いた本文
ザグウェ朝に代わって位に就いた。
主張したのが、血統だった。 ソロモン王とシバの女王のあいだに生まれた メネリク1世の子孫である、と。
その物語が『ケブラ・ナガスト(諸王の栄光)』に書かれる。 シバの女王がエルサレムを訪ね、 生まれた子が契約の箱をエチオピアへ持ち帰った、と。
ザグウェ朝は、その血統ではない。 だから正統ではない、という理屈になる。
この王統は1974年まで続いた。 最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世まで、 700年になる。
1955年の憲法にも、 皇帝がソロモンとシバの直系であることが明記されていた。
建国の物語が、20世紀の憲法の条文に残っていたことになる。
その皇帝が革命で退位したとき、 物語も終わった。