概要
善と悪が争い、人はどちらに与するか選べると説いた。死後の審判という考えは、のちのユダヤ教・キリスト教・イスラームにも影を落としている。
別名
ゾロアスター
関わったできごと(1)
ゾロアスターの教え不明(BC1500年頃からBC600年頃まで諸説) · 説いた本文
生きた年代が定まらない。 BC1500年頃とする説から、BC600年頃とする説まで、 千年近い幅がある。
使った言語(古アヴェスター語)が リグ・ヴェーダのサンスクリットに近いことから、 古いほうを取る研究者が多い。
説いたのは、善と悪の対立と、 人が自分でどちらに与するかを選べるということだった。
神々の機嫌を取る宗教から、 人の行いを問う宗教への転換になる。
死後の審判、天国と地獄、 救世主の到来、そして最後の勝利。 この枠組みが、後の一神教とよく似ている。
伝わる伝記は、伝説に覆われている。 生まれたときに笑ったとか、 悪魔の誘惑を退けたとか。
本人の言葉とされるのは、 ガーサーと呼ばれる17の讃歌だけになる。 そこには、牛を守れ、正しく生きよ、 という素朴な訴えが並んでいる。