概要
善と悪の二つの原理が争い、人はどちらに与するかを選べる。死後に審判があり、最後に善が勝つ。この筋立ては、のちの一神教の終末観とよく似ている。
場所
バクトラ(バルフ)
36.76°N 66.90°E · アフガニスタン
36.76°N 66.90°E · アフガニスタン
関わった人(1)
ザラスシュトラ不明(BC1500年頃からBC600年頃まで諸説)–? · 説いた本文
アフラ・マズダー(善)とアンラ・マンユ(悪)が争っている。 人はどちらに与するかを、自分で選べる。 善い思い、善い言葉、善い行い。
多くの古代の宗教が、 神々の機嫌を取ることを中心に据えたのに対し、 ここでは人の側の選択が問われる。
死後に審判があり、 橋を渡れるかどうかで行き先が決まる。 そして最後には善が勝ち、 死者も含めてすべてが救われる。
この筋立ては、 ユダヤ教がバビロン捕囚とペルシア支配を経た後の 終末観とよく似ている。 影響関係を指摘する研究は多いが、 どちらがどちらに、という方向は決着していない。
ザラスシュトラが生きた年代そのものが、 BC1500年頃からBC600年頃まで、千年の幅がある。 この年表では、その幅をそのまま持たせてある。