ひとことで
地図・時間・できごと・人。この四つを一枚の画面で同時に動かす歴史データベースです。 時間軸を動かすと、その時点までに起きたできごとだけが地図と年表に残り、 生きている人物の帯だけが灯ります。国境もその年の形になります。
できること
- 時間を流す。地図の左上、年の隣にある ▶ を押すと、年が進んで地図が変わっていきます。 ▶▶ なら4倍の速さで。年表の軸をなぞって好きな年に止めることも、 ◀ でさかのぼることもできます。
- ストーリーで絞る。「ポエニ戦争」「幕末」「疫病の歴史」のように、一連の意味を持ったつながりを 40本ほど用意しています。選ぶと、地図と年表がその物語に出てくるものだけになります。
- 押して読む。地図の点、塗られた国、年表のできごとの名前、人物の帯。どれを押しても そのカードが出て、本文・関わった人・出典・出てくるストーリーが読めます。
- この画面を共有する。年・見ているもの・絞り込みはすべてURLに載っています。 リンクを開いた人は、同じ年の同じ画面から始まります。
年代の扱い
紀元前は BC、紀元後は AD で書きます。0年は存在しません。BC1年の翌年は AD1年です。だからアウグストゥスの生涯(BC63–AD14)は77年ではなく76年です。
年がはっきりしないものも、はっきりしないまま載せています。「紀元前3世紀後半」のようなできごとは、年表では縞の帯で「この間のどこか」と描きます。「BC216年8月2日」のように日まで分かるものは点で描きます。史料の言い回しは、そのまま残しています。
地図について
国境は概形です。ローマ、カルタゴ、秦、マウリヤ朝など主要な勢力は自前で描いていますが、それ以外の数千の勢力は aourednik/historical-basemaps(GPL-3.0)を取り込んでいます。作者自身が「学術利用の前に他の資料と照合せよ」と書いているデータなので、このサイトでも概形として扱っています。
断面は区切りの年ごとにあり、間の年は直前の断面をそのまま出しています。年によって勢力の数がまるで違うのは、歴史が変わったのではなく地図の細かさが違うためで、凡例に勢力の数を出してそれが分かるようにしています。
基図は CARTO と OpenStreetMap の貢献者によるものです。現代の地名や国境が乗らないものを選んでいます。
誰が書いているか
Wiki です。Googleでログインすれば、できごと・人物・国・ストーリーのどれも書き換えられます。誰がいつ何を直したかは全文のスナップショットで残り、いつでも前の版に戻せます。読むだけならログインは要りません。
第一期は古代ローマ(ハンニバル、カエサル)、第二期は日本の幕末から始めて、いまは先史から現代まで広げています。地域の偏りはまだあります。
運営者
歴史が大好きなまっしー
子どものころから世界史図表が好きでした。古代ローマ帝国、オスマントルコ帝国、モンゴル帝国。ページをめくるごとに、国が大きくなって、やがて小さくなっていく。あの動きを、図表のページをめくるのではなく、ひとつの地図の上で動かして見られたら。この場所は、その思いから始まっています。
もうひとつ、コテンラジオが好きで、歴史をずっと聞いてきました。コテンの事業のなかに「歴史データベースをつくる」というものがあって、それを聞いたときからワクワクして待っていました。待っているあいだに、自分でも作ってみたくなって、これができました。いつかコテンの歴史データベースができるのを、いまも楽しみに待っています。