概要
中国最古級の宮殿の跡。伝説の夏王朝にあたるとする説があるが、文字が出ていないので確かめられない。
場所
二里頭
34.70°N 112.69°E · 中国・河南省偃師
34.70°N 112.69°E · 中国・河南省偃師
本文
黄河中流域で見つかった、中国最古級の宮殿の跡。
版築という工法で土を突き固めた基壇の上に、 大きな建物が建っていた。 青銅の礼器を作る工房もある。
年代と場所が、 文献に伝わる夏王朝の時期と重なる。
そのため「夏の都ではないか」という説が出た。 中国の国家的な研究計画が、それを支持している。
問題は、文字が出ていないことになる。
殷(商)については、 甲骨文字に王の名が並んでいて、 文献の記述と照合できた。 だから実在が確かめられた。
二里頭には、それが無い。 遺跡が何と呼ばれていたのか、誰が住んでいたのかが分からない。
「夏」と結びつけるかどうかで、 研究者の立場が分かれている。