← 地図で見る
Event / できごと

アッシュルナツィルパル2世のカルフ遷都

Ashurnasirpal II moves the capital to Kalhu
BC879年
重要度 3

概要

新しい都の落成に7万人を招いて10日宴を開いた、と碑文が人数と献立まで記す。宮殿の壁の浮き彫りに、反乱者の皮を剥ぐ場面を刻んだ。恐怖も統治の道具だった。

場所

カルフ(ニムルド)
36.10°N 43.33°E · イラク

本文

アッシュルナツィルパル2世は、都を移した。

古いアッシュルから、ティグリス川を遡ったカルフへ。

新しい都を建て、落成の宴を開いた。

碑文が残っている。

招いた人数、69574人。

牛1000頭、羊1万4000頭、鳥1万羽、 パン、酒、蜂蜜。

10日間。

「私は彼らを洗い、油を塗り、敬意をもって帰らせた」。

宮殿の壁には、別のものが刻まれた。

反乱者の皮を剥いで城壁に張る。 首を柱に積む。 目を抉る。

本人の遠征の碑文に、そう書いてある。

恐怖を記録し、見せることが統治の一部だった。

宮殿の入口に、人の頭と翼を持つ牡牛の像を置いた。

ラマッス。

19世紀にイギリス人が掘り出し、 大英博物館に運んだ。

2015年、残っていた遺跡がイスラム国に爆破された。

同じ時代のできごと

オムリのサマリア建設BC880年頃ウラルトゥの興りBC860年頃