概要
ボイオティアの農民の詩人。神々の系譜を整理し、農民の一年を詩にした。ホメロスと違って自分のことを語る、最初の詩人になる。
所属
ギリシア諸ポリス関わったできごと(2)
ヘシオドス『仕事と日』BC700年頃 · 作者ヘシオドス『神統記』BC700年頃 · 作者本文
ボイオティアのアスクラという村の農民になる。
父はアナトリアの町から移ってきた、と自分で書いている。
貧しさから逃げてきた、と。
ヘリコン山で羊を飼っていたとき、 ムーサたちが現れて詩を授けた、と『神統記』に書く。
「羊飼いよ、腹だけの、みじめな恥知らずよ」と 女神たちは呼びかけたことになっている。
ホメロスと違って、自分のことを書く。
村の名、父のこと、弟との争い、 一度だけ船に乗って詩の競技に勝ったこと。
だから、この人が最初の「著者」だと言われる。
農民の視点で書いた。
王たちは賄賂を食う、と。
伝承では、ホメロスと詩を競って勝ったことになっている。
ホメロスの詩は戦争を讃え、 自分の詩は平和と農業を讃えるから、と審査員が言った、と。
作り話だが、 二人の違いをよく言い当てている。