概要
司教を誰が任命するかをめぐる50年の争いが妥協で終わった。教会と世俗の権力が分かれていく。
場所
ヴォルムス
49.63°N 8.37°E · ドイツ
49.63°N 8.37°E · ドイツ
本文
50年続いた叙任権闘争の妥協になる。
分けたのが要点だった。
司教の職には、二つの側面がある。 霊的な権威と、世俗の領主としての地位。
協約は、それを分けた。 霊的な象徴(指輪と杖)は教会が授ける。 世俗の領地(笏)は皇帝が授ける。
選挙は教会が行うが、 ドイツでは皇帝が立ち会える。
どちらも完全には勝っていない。
意味があったのは、 「一つのものを二つに分けて考える」という 処理の仕方そのものになる。
宗教的な権威と世俗の権力を別のものとして扱う筋道が、 ここで制度になった。
ヨーロッパで政教が分かれていく道筋の、 最初の一歩に数えられる。