概要
奴隷制の廃止後、砂糖農園の労働力としてインドから6万人が送られた。5年契約という建前だった。いまフィジーの人口の4割近くがその子孫になる。
場所
スバ
-18.14°N 178.44°E · フィジー
-18.14°N 178.44°E · フィジー
本文
奴隷制が廃止された後の話になる。
砂糖農園の労働力が要る。
そこで、年季契約(インデンチャー)の制度が作られた。
5年働けば自由になる、という建前になる。
インドから6万人以上が送られた。
契約の内容を理解していない者が多かった。 文字が読めず、通訳を通した説明しか受けていない。
農園での労働条件は厳しかった。 自殺率が高いことが、当時の記録に残る。
「ギルミティヤ」と呼ばれる。 契約書(アグリーメント)が訛った語になる。
契約が終わっても、 帰る旅費が無くて残った者が多い。
いま、フィジーの人口の4割近くがその子孫になる。
先住民との土地と政治をめぐる緊張が、 独立後のクーデターの背景になっている。
同じ制度が、 モーリシャス、ガイアナ、トリニダードでも使われた。