概要
エジプトの若者が財産を配り、砂漠へ入った。アントニオスの伝記が広まり、修道院という制度がここから生まれる。
場所
アレクサンドリア
31.20°N 29.92°E · エジプト
31.20°N 29.92°E · エジプト
本文
エジプトの村の裕福な家の若者が、 教会で福音書の一節を聞いた。
持ち物を売って貧しい人に施せ。
その通りにした。
妹を修道女の家に預け、 村はずれの墓場で暮らし、 さらに砂漠の廃墟に籠もった。
20年。
出てきたとき、人びとが弟子になった。
砂漠に小屋が並び、共同の修道院が生まれる。
パコミオスが規則を作った。
労働と祈りの時間を決め、共同で暮らす。
アントニオスの伝記を、 アレクサンドリアの司教アタナシオスが書いた。
その本がラテン語に訳され、 西方に広まった。
アウグスティヌスは、 この本を読んだ友人の話に衝撃を受けて回心している。
ベネディクトゥスの戒律も、この流れの先にある。
修道院は、その後1000年、 ヨーロッパの学問と農業と写本を担った。