概要
定義と公理を先に置き、そこから証明を積み上げる。この書き方が数学の作法として2000年以上使われた。
場所
アレクサンドリア
31.20°N 29.92°E · エジプト
31.20°N 29.92°E · エジプト
関わった人(1)
エウクレイデスBC4世紀後半(生没年は伝わっていない)–? · 著者本文
13巻。 定義、公準、公理を先に置き、 そこから証明を積み上げていく。
内容の多くは、それ以前から知られていたものになる。 新しかったのは、並べ方だった。 何を前提として認め、 そこから何が導けるかを、順番に示す。
「点とは部分を持たないものである」から始まる。 そんなものは現実には無い。 それでも、そう決めるところから始める。
第五公準——平行線の公準だけが、 他より複雑で、証明できないかと2000年試みられた。 19世紀に、これを否定しても矛盾のない幾何が作れると分かる。 非ユークリッド幾何になり、 それが後に一般相対性理論で使われる。
アメリカ独立宣言の「我々は以下を自明の真理とする」という 書き出しも、この形式を借りている。
リンカーンは弁護士のとき、 この本を持ち歩いて論証の仕方を学んだと語っている。