概要
エピロス王ピュロスが南イタリアのギリシア都市に呼ばれ、象20頭でローマ軍を破った。ローマ兵は象を初めて見た。勝ったが失った兵が戻らず、翌年も勝って「もう一度こう勝てば、私は滅びる」。ピュロスの勝利。
場所
ヘラクレア
40.22°N 16.65°E · イタリア・バジリカータ州
40.22°N 16.65°E · イタリア・バジリカータ州
関わった人(1)
ピュロスBC319年–BC272年 · 王本文
タレントゥム。 南イタリアのギリシア都市。 ローマの船がその港に来て、 市民が沈めた。 ローマが使者を送り、 市民が使者のトガに小便をかけた。 戦争。 タレントゥムはエピロスの王を呼んだ。 ピュロス。 2万5000の兵と、 象20頭。 インドの象が、 ギリシアを経て、 イタリアに来た。
BC280年、 ヘラクレア。 シリス川。 執政官ラエウィヌス。 ローマの騎兵が、 ピュロスの騎兵を押した。 ファランクスと軍団が7度ぶつかった。 ピュロスは象を出した。 馬が怯えた。 ローマ軍は崩れた。 死者、 ローマ7000、 ピュロス4000。 ピュロスの4000は、 エピロスから連れてきた古参で、 補充できなかった。
ローマの死者を見て、 ピュロスは言った。 「みな前を向いて倒れている」。 「私がこういう兵を持てば、 世界を取れる」。 講和の使者。 キネアス。 弁論家。 元老院は傾いた。 アッピウス・クラウディウス。 盲目の老人。 輿で運ばれて来て、 「敵がイタリアにいる間は、 講和しない」。 それがローマの決まりになった。
BC279年、 アスクルム。 また勝った。 死者、 ローマ6000、 ピュロス3500。 「もう一度こう勝てば、 私は完全に滅びる」。 プルタルコス。 「ピュロスの勝利」。 BC275年、 ベネウェントゥム。 負けた。 象がローマ軍に追われて、 自軍を踏んだ。 帰った。 ローマは象を凱旋式で引き回した。 南イタリアは、 ローマのものになった。 その9年後、 第一次ポエニ戦争。