概要
十万を超える死者を出した征服の惨禍を悔い、アショーカ王は仏教に帰依して法による統治へ転じた。
場所
カリンガ位置は特定されていない(誤差 ±120km)
20.27°N 85.84°E · インド・オリッサ州
20.27°N 85.84°E · インド・オリッサ州
関わった人(1)
アショーカ王BC304年頃–BC232年 · マウリヤ側 · 総指揮本文
アショーカ王が、東海岸のカリンガを征服した。
自ら刻ませた碑文に、 15万人が連行され、10万人が殺され、 その何倍もが死んだと書いてある。
征服者が、自分の起こした戦争の被害を 数字で刻ませた例は珍しい。
そのうえで、悔いていると書いた。
以後、武力による征服(ブヘーリー・ヴィジャヤ)をやめ、 法による征服(ダルマ・ヴィジャヤ)に転じる、と。
仏教に帰依した。 ただし、ダルマとして説いた内容は 特定の宗派に限らない。 親を敬い、生き物を殺さず、 他の宗派を貶さないこと。
軍を解体したわけではない。 カリンガを手放してもいない。
回心の物語として語られるが、 碑文を読むと、統治の方針の転換に近い。