概要
能の稽古と芸を理論として書いた。「秘すれば花」。600年前の芸能論がいまも読まれている。
場所
京都
35.03°N 135.76°E · 日本・京都府
35.03°N 135.76°E · 日本・京都府
関わった人(1)
世阿弥AD1363年頃–AD1443年頃 · 著者本文
世阿弥が書いた、能の理論書になる。
父・観阿弥から受け継いだ教えを、 自分の考えを加えてまとめた。
年齢ごとの稽古の仕方から始まる。 7歳では自然にさせよ、 12、13で見た目の魅力が出るが、それは「時分の花」にすぎない、と。
本当の花は、稽古を尽くした先にある。
「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」。
種明かしをすれば、驚きが消える。 だから隠す。
観客の側から自分の芸を見る、という視点がある。 「離見の見」と呼ばれる。 自分の背後からも自分を見よ、と。
一子相伝の秘伝として伝えられ、 公にされたのは20世紀に入ってからになる。
600年前の芸能論が、 いまも演劇と経営の本として読まれている。