概要
修道院の庭で8年、二万を超える株を数えた。結果は地方の学会誌に載ったきり、35年ほとんど読まれない。
場所
ブルノ
49.20°N 16.61°E · チェコ・モラヴィア
49.20°N 16.61°E · チェコ・モラヴィア
関わった人(1)
グレゴール・メンデルAD1822年7月20日–AD1884年1月6日 · 著者本文
七つの形質を選んだ。 丸いかしわか、背が高いか低いか。 はっきり二つに分かれるものだけを選んでいる。
これが効いた。 中間の形が出る形質を選んでいたら、 規則は見えなかった。
やったのは、数えることだった。 8年、のべ二万を超える株。 比が3対1に近づくことを、統計として示した。
生物学に数を持ち込んだのが、この人の新しさになる。
論文はブリュン自然科学会の紀要に載った。 その紀要は各地の学会に送られている。 読まれなかったのではなく、 読んでも意味が分からなかったとする見方がある。
当時の生物学は、 親の形質が混ざり合うという考えを前提にしていた。 分かれたまま伝わるという発想が無い。
35年後、三人が別々に同じ法則に至り、 先行文献を探してこの論文を見つけた。