← 地図で見る
Event / できごと

ミリンダ王の問い

Questions of Milinda
BC150年頃
年に諸説あり重要度 4

概要

インド・グリーク朝の王メナンドロスが、僧ナーガセーナに問うた。「自我はあるか」。「車は、輪か、軸か、車体か。どれでもない。名前だけ」。ギリシアの王とインドの僧の対話。パーリ語で残った。プルタルコスは王の遺骨を都市が分け合ったと書いた。

場所

サーガラ(シアールコート)
32.49°N 74.54°E · パキスタン

関わった人(1)

メナンドロス1世?–BC130年頃 · 問うた

本文

メナンドロス。 「ミリンダ」。 「サーガラ」。 「王は、問うのが好きだった。誰も、答えられなかった」。 「ナーガセーナ」。 「ナーガセーナは、ケランダ村のバラモンの子。ローハナに学び、パータリプトラのダンマラッキタに学び、阿羅漢に。サーガラへ」。 「サンケッヤ寺。8万の僧」。 「王が来た」。 「『尊者は、何と呼ばれるか』」。 「『ナーガセーナ。だが、それは、名称、記号、言葉、呼び名に過ぎない。人(プッガラ)は、ここに、ない』」。 「『では、誰が、施しを受けるか。誰が、罪を犯すか』」。 「『髪が、ナーガセーナか』『違う』『体毛が』『違う』『爪が』『歯が』『皮が』『肉が』『骨が』『色(ルーパ)が』『受が』『想が』『行が』『識が』『違う』『では、それら全部が』『違う』『それらの外に』『違う』『では、ナーガセーナは、いない。あなたは、嘘を言った』」。 「『王よ、あなたは、車で来たか』『車で』『車とは、何か。轅か、軸か、輪か、車体か、横木か』『違う』『全部で』『違う』『外に』『違う』『では、車は、ない。あなたは、嘘を』」。 「『王よ、轅と軸と輪と車体と横木があって、車という名称、記号、言葉が、ある』」。 「『そのとおり。髪と体毛と…があって、ナーガセーナという名称が、ある。人は、ここに、ない』」。 「『尼僧ヴァジラーが、仏の前で。「車」と言うように、五蘊があって、「衆生」と言う』」。 「『輪廻するのは、誰か』」。 「『灯火。夜の初め、中、終わり。同じ火か』」。 「『乳。凝乳。バター。同じか』」。 「『善行と悪行の、実』」。 「『涅槃は、あるか』」。 「『風は、あるか。見せられるか』」。 「王は、出家した、と。『ミリンダパンハ』の終わり」。 「パーリ語。『ミリンダ王の問い』」。 「中国語。『那先比丘経』。3世紀か4世紀」。 「BC150年頃の対話を、BC1世紀から、AD後に、書いた」。 「増えた」。 「上座部。『三蔵の外』。ミャンマーでは『経蔵』の中」。 「ギリシア人の王が、インドの僧に」。 「『ギリシアの問答』。プラトン」。 「『ミリンダ』は、ギリシア語の『メナンドロス』の、インド語」。 「『ヨナ』。イオニア人。ギリシア人」。 「『ヨナカ』」。 「『ミリンダ王は、ヨナカ』」。 「王が、仏教徒だったか」。 「硬貨に、法輪」。 「プルタルコス。『彼が死ぬと、都市が遺灰を争って、分けて、それぞれ塔を』」。 「仏舎利」。 「『菩薩のように』」。 「本当かどうか」。 「中村元が、訳した。『ミリンダ王の問い』。平凡社。1963年」。

同じ時代のできごと

ピュドナの戦いBC168年6月22日マカバイの反乱BC167年カルネアデスのローマ訪問BC155年呉楚七国の乱BC154年コリントス破壊BC146年カルタゴ滅亡BC146年パルティアのセレウキア占領BC141年ポリュビオス『歴史』BC140年頃