概要
作為を捨てよと説く。儒家と並ぶ思想の柱になり、後に道教の経典となる。
場所
洛陽
34.62°N 112.45°E · 中国・河南省
34.62°N 112.45°E · 中国・河南省
関わった人(1)
老子紀元前6世紀頃(実在を含めて諸説あり)–? · 作者とされる本文
五千字ほどの短い書になる。
説くのは「無為」——作為をしないことになる。 水は最も柔らかいのに、岩を穿つ。 争わないから、誰も争えない。
儒家がやかましく礼と徳を説くのに対し、 それ自体が本来の在り方から離れている、と見る。
老子という人物が実在したかは決着していない。 孔子が教えを受けたという伝承があるが、 書物の言葉づかいはもっと後の時代のものとされる。 複数の人の言葉が集まったと見る説が有力になる。
政治の書としても読める。 統治者が何もしなければ民は自ずと治まる、という筋になる。 漢の初期に、実際にこの方針が採られた時期がある。
後に道教の経典になり、 不老長生の技法と結びついていく。 書かれた内容とは、かなり離れた方向へ。