概要
タイのバーツの暴落から、数か月で東南アジア全域と韓国へ広がった。短期の外国資金が一斉に引き揚げた。IMFの処方箋が事態を悪化させたという批判が、いまも残る。
場所
バンコク
13.76°N 100.50°E · タイ
13.76°N 100.50°E · タイ
本文
タイのバーツの暴落から始まった。
数か月で、インドネシア、韓国、マレーシアへ広がった。
原因として、 短期の外国資金への依存が挙げられる。
固定相場に近い制度のもとで、 外貨建ての借入が積み上がっていた。
通貨が下がると、返済額が跳ね上がる。
一斉に引き揚げが起きた。
インドネシアでは通貨が8割下落し、 物価が高騰して暴動になった。 32年続いたスハルト政権が倒れる。
韓国はIMFの支援を受けた。 その条件が厳しく、企業の整理と失業が広がる。
IMFの処方箋への批判が、いまも残る。
財政緊縮と高金利を求めたことが、 事態を悪化させたという指摘になる。
以後、アジア各国が外貨準備を厚く積むようになった。
同じことを二度されないため、という説明がされる。