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Event / できごと

大西洋奴隷貿易

Atlantic slave trade
1526年 – 1867年
期間を持つできごと重要度 5

概要

1200万人以上がアフリカから大西洋を越えて運ばれた。三つの大陸の人口と社会が、この一つの流れで作り替えられる。

場所

ベニンシティ
6.33°N 5.60°E · ナイジェリア

本文

400年で、1200万人以上がアフリカから船に乗せられた。 航海の途中で死んだ人を除いて、 大西洋の向こうに着いたのが1000万人前後と推計される。

三角貿易と呼ばれる。 ヨーロッパから銃と布と酒がアフリカへ、 アフリカから人がアメリカへ、 アメリカから砂糖と綿とタバコがヨーロッパへ。

アフリカ側にも、人を売る側の勢力があった。 銃を得るために人を獲り、 その銃でまた人を獲る循環が内陸で回った。 需要が先にあって、供給の仕組みが後から作られている。

行き先の内訳では、 北米が1割に満たず、 ブラジルとカリブ海が大半を占める。 砂糖のプランテーションの死亡率が高く、 常に補充が要ったためになる。

イギリスが1807年に交易を禁じ、 ブラジルが奴隷制を廃止するのが1888年になる。

出典(6)

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福第8章 想像上のヒエラルキーと差別
ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン(鬼澤忍 訳) 国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源第9章 後退する発展
ケネス・ポメランツ(川北稔 監訳) 大分岐 中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成第6章(制約を解いたアメリカ大陸と石炭)
スティーブン・ピンカー(幾島幸子、塩原通緒 訳) 暴力の人類史第4章 人道主義革命
デヴィッド・グレーバー(酒井隆史 訳) 負債論 貨幣と暴力の5000年第11章(大資本主義帝国の時代)
チャールズ・C・マン(布施由紀子 訳) 1493 世界を変えた大陸間の「交換」第4部(マラリアと奴隷制)

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