概要
元老院がオクタウィアヌスに「アウグストゥス」の称号を贈った。共和政の形を残したまま帝政が始まる。
場所
ローマ
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
関わった人(1)
アウグストゥスBC63年9月23日–14年8月19日 · 当人本文
BC27年、オクタウィアヌスは元老院に対して すべての権限を返上すると宣言した。 元老院はそれを押し返し、代わりに称号を贈った。
「アウグストゥス」は「尊厳ある者」ほどの意味で、 官職の名ではない。 彼が名乗った公的な肩書きは「第一の市民(プリンケプス)」だった。
共和政の官職はすべて残った。 執政官も、護民官も、元老院も。 ただし護民官職権と上級命令権を同時に持ち、 主要な属州の軍を握っている。 形は共和政、実質は君主政になる。
この形にしたのは、カエサルが王になろうとして殺されたのを 見ていたからだとされる。 名を変えずに中身を変えるやり方は、 その後の帝政の作法になった。
動画(1)
出典(1)
塩野七生 『ローマ人の物語』VI パクス・ロマーナ