概要
宇宙は無限で、星は太陽で、その周りに世界がある、と言った元ドミニコ会士が、8年の裁判のあと花の広場で焼かれた。舌を木で止められて。「判決を受ける私より、下すあなたたちのほうが恐れている」。
場所
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
関わった人(1)
ジョルダーノ・ブルーノAD1548年–AD1600年2月17日 · 火刑本文
1600年2月17日、 木曜。 夜明け前。 ノーナ塔の獄から、 カンポ・デ・フィオーリ。 花の広場。 ロバか、 徒歩か。 裸。 舌に、 木の、 枷。 「言葉を、 出させない」。 「不敬な言葉を」。 十字架を、 差し出された。 顔を、 背けた。 薪。 「ドミニコ会の、 元修道士」。 「異端者、 悔悛なし、 頑迷」。 灰は、 テヴェレへ。
ノラ。 ナポリの近く。 1548年。 フィリッポ。 1565年、 ドミニコ会。 ジョルダーノ。 サン・ドメニコ・マッジョーレ。 トマス・アクィナスの、 修道院。 1572年、 司祭。 「聖母の像を、 房から出した」。 「アリウスを、 読んでいる」。 1576年、 ローマへ。 逃げた。 修道服を、 脱いだ。 ジュネーヴ。 カルヴァン派に。 教授を、 批判して、 獄。 トゥールーズ。 教授。 パリ。 アンリ3世。 「記憶術」。 「あなたの記憶術は、 魔術か、 学問か」。 「学問」。 『イデアの影』。 1583年、 ロンドン。 フランス大使の家。 オックスフォードで、 講義。 「コペルニクスは、 正しい」。 「地球は、 動く」。 「彼らは、 笑った」。 「彼らは、 ビールを、 飲んでいる」。 『聖灰日の晩餐』 『原因・原理・一者について』 『無限、宇宙と諸世界について』。 1584年。 イタリア語。 ロンドンで。 「宇宙は、 無限」。 「中心は、 ない」。 「星は、 太陽」。 「その周りに、 地球のような、 世界」。 「そこにも、 生き物」。 「神は、 無限だから、 その創造も、 無限」。 「コペルニクスより、 先へ」。 1585年、 パリ。 1586年、 ヴィッテンベルク。 ルター派。 「ルターは、 偉大」。 プラハ。 ルドルフ2世。 ヘルムシュテット。 破門。 ルター派から。 フランクフルト。 1591年、 ヴェネツィア。 ジョヴァンニ・モチェニゴ。 「記憶術を、 教えてくれ」。 貴族。 1592年5月23日。 モチェニゴが、 密告した。 「キリストは、 魔術師だった、 と言った」。 「三位一体を、 否定した」。 「宇宙は、 無限だ、 と」。 ヴェネツィアの、 異端審問。 1593年2月、 ローマへ。 7年。 ベラルミーノ。 1599年。 「8つの命題を、 撤回せよ」。 「私は、 撤回することは、 ない」。 「私は、 何も、 撤回することを、 知らない」。 1600年2月8日。 判決。 「あなたたちは、 判決を、 下すことで、 私が、 それを、 受けるより、 大きな、 恐れを、 持っている」。 ガスパル・ショップが、 書いた。 その場にいた。 ルター派から、 カトリックに、 改宗した、 ドイツ人。 「頑迷な、 異端者が、 焼かれた」。 手紙。 記録は、 ない。 裁判の。 1940年、 ヴァチカンが、 「要約」を、 公開した。 判決の、 理由は、 はっきりしない。 「三位一体」 「キリストの神性」 「マリアの処女性」 「化体」 「魂の輪廻」 「無限の宇宙」 「多くの世界」。 8つ。 「どれで、 焼かれたか」。 「科学の殉教者」。 19世紀。 1889年6月9日。 像。 エットーレ・フェッラーリ。 カンポ・デ・フィオーリ。 「ブルーノに。 彼が、 予見した、 世紀が、 彼が、 焼かれた、 場所に」。 教皇レオ13世は、 その日、 断食した。 「教会への、 侮辱」。 2000年、 ヨハネ・パウロ2世。 「遺憾」。 「誤り」。 「だが、 ブルーノの、 思想は、 異端」。 両方。 フードを、 かぶった、 像。 下を、 向いている。 ヴァチカンの、 方向を。 と、 言う人がいる。 違う。 毎年、 2月17日。 花。 無神論者。 自由思想家。 「異端」。 「無限」。