概要
現存する最古級の大学。1000年以上、イスラム世界の学問の中心であり続ける。
場所
カイロ
30.04°N 31.24°E · エジプト
30.04°N 31.24°E · エジプト
本文
ファーティマ朝がカイロに建てたモスクに、 学問の場が付属した。
現存する教育機関として最古級になる。 ボローニャ大学より1世紀早い。
学生は宿舎に住み、無償で学んだ。 出身地ごとに宿舎が分かれ、 西アフリカから来る学生のための棟もあった。 サハラを越えて学びに来る道があったことになる。
シーア派の王朝が建てたが、 サラディンがこの地を取ってからスンナ派の学院になる。 建てた側の宗派は残らず、施設だけが続いた。
いまも大学として続いている。 イスラーム法についての見解が、 世界中のスンナ派から参照される。
千年、同じ場所で同じことをしている機関になる。
出典(1)
ジャネット・L・アブー=ルゴド(佐藤次高ほか 訳) 『ヨーロッパ覇権以前 もうひとつの世界システム』第II部 中東の心臓部(カイロとカーリミー商人)