概要
株式会社と証券取引所が生まれ、小国が世界の海運を握った。レンブラントもこの時代の人。
場所
アムステルダム
52.37°N 4.90°E · オランダ
52.37°N 4.90°E · オランダ
本文
人口200万の国が、世界の海運を握った。
理由として挙げられるのが、いくつかある。
まず、株式会社と証券取引所が生まれた。 不特定多数から資金を集め、その持ち分を売買できる。 一回の航海ごとに清算するのではなく、 継続する会社になる。
次に、信仰への寛容があった。 スペインから逃れたユダヤ人、フランスのユグノー、 それぞれの技能と資本が流れ込んだ。
そして、フライト船という安価で大量に運べる船を作った。
レンブラント、フェルメール、ハルス。 絵の注文主が、教会や王ではなく市民になる。 だから題材が、日常と肖像になった。
チューリップの投機も、この繁栄の中で起きた。
17世紀後半、イギリスとの戦争と フランスの侵攻で、勢いが止まる。
出典(5)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第16章 拡大するパイという資本主義のマジック
ケネス・ポメランツ(川北稔 監訳) 『大分岐 中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成』第4章(企業と国家の構造)
マット・リドレー(大田直子、鍛原多惠子、柴田裕之 訳) 『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』第5章 都市の勝利
マックス・ウェーバー(大塚久雄 訳) 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』第2章(禁欲的プロテスタンティズムの担い手たち)
イマニュエル・ウォーラーステイン(川北稔 訳) 『近代世界システム』第II巻(最初のヘゲモニー国家)