概要
キリスト教勢力が学問の都を得た。ここでアラビア語の蔵書がラテン語に訳され、ギリシアの知がヨーロッパへ戻る。
場所
トレド
39.86°N -4.03°E · スペイン
39.86°N -4.03°E · スペイン
本文
トレドは、イスラーム支配下で アラビア語の蔵書が集まる都市だった。
キリスト教勢力が取った後も、 その本と、それを読める人が残った。 アラビア語を話すキリスト教徒、 ユダヤ教徒、そしてムスリムが同じ街にいる。
12世紀、ここで大規模な翻訳が始まる。 アラビア語からラテン語へ。 ユダヤ人がアラビア語をカスティーリャ語に口訳し、 それを聞いたキリスト教徒がラテン語に書く、 という二段階の作業も行われた。
訳されたのは、アリストテレス、プトレマイオス、 ユークリッド、そしてイブン・スィーナーとイブン・ルシュド。
ギリシアの学問が、 シリア語とアラビア語を経由して、 600年ぶりにヨーロッパへ戻った。
この翻訳がなければ、 中世ヨーロッパの大学で教える中身が無い。