概要
宰相が建てた法学の学院。給費で学生を集め、教授を雇う。マドラサという形式が、ここからイスラム世界に広がる。
場所
バグダード
33.32°N 44.37°E · イラク
33.32°N 44.37°E · イラク
関わった人(1)
ニザームルムルクAD1018年–AD1092年 · 設立本文
宰相が、自分の名で建てた。
法学を教える学院になる。
新しかったのは、仕組みのほうだった。
教授に給与を払い、 学生には寄宿と食事と給費を与える。
運営費は、ワクフ(寄進財産)の収益でまかなう。
つまり、支配者が代わっても学院は続く。
シャーフィイー派の法学を教え、 アシュアリー派の神学を柱にした。
ファーティマ朝のシーア派宣教に対抗する意図があったと言われる。
ガザーリーがここで教えている。
同じ形の学院が、ニシャープール、イスファハーン、 バルフ、ヘラートにも建てられた。
マドラサという形式は、 ここからイスラム世界の全体に広がる。
十字軍がシリアで見たこの学院を、 のちのヨーロッパの大学の遠い手本と見る説もある。