概要
13億年前に二つのブラックホールが合体したときの時空のさざ波が、地球に届いた。アインシュタインが100年前に予言し、自分では検出できないと考えていたもの。
場所
リヴィングストン(LIGO)
30.56°N -90.77°E · アメリカ合衆国・ルイジアナ州
30.56°N -90.77°E · アメリカ合衆国・ルイジアナ州
本文
アインシュタインは1916年に予言した。
質量が加速すると、時空にさざ波が立つ。
そして、小さすぎて検出できないだろう、とも書いた。
100年後の2015年9月14日。
ルイジアナとワシントン州に置かれた 4キロの腕を持つ二つの検出器が、 同じ信号を7ミリ秒差で捉えた。
長さの変化は、陽子の直径の千分の一。
信号は0.2秒。
解析すると、13億光年の彼方で 太陽の29倍と36倍のブラックホールが合体し、 太陽3個分の質量が一瞬でエネルギーになったものだった。
その一瞬、 観測可能な宇宙の全部の星より明るかった。
光は出ていない。
2016年2月に発表された。
以後、月に何度も検出されている。
光でも電波でもなく、 時空の揺れで宇宙を見る、という道が開いた。