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Event / できごと

アイルランドのジャガイモ飢饉

Great Irish Famine
1845年 – 1852年
期間を持つできごと重要度 5

概要

アンデス原産の作物と、アメリカから来た疫病菌が、島の人口を四分の一減らした。飢えた年も、食料は輸出され続けている。

場所

ダブリン
53.35°N -6.26°E · アイルランド

本文

アンデス原産のジャガイモは、痩せた土地で小麦の何倍も人を養えた。 18世紀のあいだにアイルランドの人口は倍以上になり、 農村の貧しい層は、ほとんどそれだけを食べて生きるようになる。

1845年、アメリカから来た卵菌が畑に入った。 葉が黒くなり、掘り出した芋が腐る。 翌年はさらにひどく、その次の年も戻らなかった。

100万人が死に、100万人が船に乗った。 人口は8年で四分の一減り、その後も減り続けて、 いまも飢饉の前の水準に戻っていない。

飢えた年も、この島から穀物と牛と豚は輸出されていた。 自由な市場に介入すべきではない、という当時の考えと、 借地農に対する地主の権利が、それを支えた。

単一の作物に頼ることの危うさ、 遠い大陸から来る病、 そして政治が飢えをどう扱うか。 『1493』はこの飢饉を、大陸間の交換が生んだ最も苦い結果の一つとして書いた。

出典(1)

チャールズ・C・マン(布施由紀子 訳) 1493 世界を変えた大陸間の「交換」第3部(ジャガイモとグアノ)

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