概要
中央アジアと北インドを結び、東西の交易と仏教の伝播を担った。ガンダーラの仏像が広がる。
場所
タキシラ
33.75°N 72.79°E · パキスタン・パンジャーブ州
33.75°N 72.79°E · パキスタン・パンジャーブ州
関わった人(1)
カニシカ王当人本文
月氏の一派が中央アジアから南下し、バクトリアから北インドまでを収めた。 西にパルティア、東に漢、南にインドの諸王朝。 陸の道と海の道が交わるところに座ったことになる。
貨幣には、ギリシア語で神の名が刻まれ、 ゾロアスター教の神も、シヴァも、仏陀も並んで現れる。 どれか一つを国の宗教にしなかった王朝だった。
ガンダーラで、仏陀が初めて人の姿で彫られた。 それまで仏陀は足跡や菩提樹や空の座で示すもので、 姿を刻まないことのほうが決まりだった。 衣の襞の彫り方はギリシア彫刻のもので、 アレクサンドロスが残した工房の系譜が数百年後にここで使われている。
この像の形が、中央アジアを通って中国へ、朝鮮へ、日本へ渡る。 奈良の仏像の顔立ちの遠い先祖が、ここにある。
カニシカ王の即位年は、AD78年説からAD144年説まで決着していない。 この年表では幅を持たせてある。