概要
ラテンアメリカ500年の歴史を、金と銀とゴムと砂糖とコーヒーが持ち去られた記録として書いた。チリ、アルゼンチン、ウルグアイの軍事政権が発禁にし、著者は亡命した。
場所
ブエノスアイレス
-34.60°N -58.38°E · アルゼンチン
-34.60°N -58.38°E · アルゼンチン
関わった人(1)
エドゥアルド・ガレアーノAD1940年9月3日–AD2015年4月13日 · 著者本文
1970年の終わり、ウルグアイのジャーナリストが90日で書き上げた。 翌年、刊行される。
構成は品物ごとになる。 ポトシの銀、ミナスジェライスの金、カリブの砂糖、アマゾンのゴム、 中米のバナナ、チリの銅、ベネズエラの石油。
どれも同じ形をしている。 資源が見つかり、外から資本が入り、掘り出され、運び出され、 あとに疲れた土地と貧しい人が残る。
刊行の2年後、チリでクーデターが起きた。 本はチリ、アルゼンチン、ウルグアイの軍事政権に発禁にされる。 著者は投獄されたのちスペインへ亡命した。
2009年、ベネズエラの大統領がアメリカの大統領にこの本を手渡し、 翌日にアマゾンで売り上げ第2位になった。
2014年、著者自身がこう述べている。 いま読み返すと文体が耐えられない。経済学を知らないまま経済の本を書いた。 撤回ではなく、若いころの自分への批評として語られた。
本はいまも読まれている。
出典(1)
エドゥアルド・ガレアーノ(大久保光夫 訳) 『収奪された大地 ラテンアメリカ五百年』全篇