概要
エリザベス2世の戴冠式のパレードは雨だった。各国の賓客が幌を閉じるなか、トンガの女王だけが開けたまま手を振りつづけた。トンガでは、雨に濡れることが敬意になる。
場所
ロンドン
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド
関わった人(1)
サローテ・トゥポウ3世AD1900年3月13日–AD1965年12月16日 · 参列本文
エリザベス2世の戴冠式のパレードは、 雨だった。
各国の賓客は、馬車の幌を閉じた。
トンガの女王サローテは、開けたままだった。
身長191センチ。
濡れながら、沿道に手を振りつづけた。
沿道の人が、それを見ていた。
翌日の新聞に載り、一躍知られる存在になる。
同乗していた小柄な男性が誰か、と聞かれた 劇作家ノエル・カワードが 「彼女の昼食です」と答えたという話が広まった。
実際はマレーのスルタンで、 カワードは後にこの逸話を否定している。
女王がなぜ幌を開けたのか。
トンガでは、雨に濡れることが 相手への敬意を示す振る舞いになる。
47年トンガを治めた。
医療と教育を無償にし、乳児死亡率を大きく下げ、 100以上の歌を作った。