概要
日本軍が占領した南京で、多数の捕虜と市民が殺された。犠牲者の数は資料によって大きく違い、いまも論争が続く。
場所
南京
32.06°N 118.80°E · 中国・江蘇省
32.06°N 118.80°E · 中国・江蘇省
本文
1937年12月、日本軍が南京を占領した。 その前後の数週間に、 捕虜と民間人が多数殺された。
犠牲者の数について、資料と立場によって差が大きい。 中国側は30万人以上とし、 日本の研究者の推計は4万から20万の幅に分かれ、 それより少ないとする主張もある。 数え方——期間をどう取るか、 どの範囲を南京とするか、 捕虜の処刑を含めるか——で結果が変わる。
同時代の記録は複数ある。 南京安全区国際委員会の欧米人の日記と報告、 日本兵の従軍日記、 外国人記者の記事、 そして日本軍の一部の部隊の記録。
数の議論が、起きたこと自体の議論にすり替わることがある。 何人だったかが確定していないことと、 何も起きなかったことは、まったく別になる。