概要
対称性があるところには必ず保存則がある。エネルギー保存も運動量保存も、この一つの定理の帰結として出てくる。
場所
ゲッティンゲン
51.54°N 9.92°E · ドイツ・ニーダーザクセン州
51.54°N 9.92°E · ドイツ・ニーダーザクセン州
関わった人(1)
エミー・ネーターAD1882年3月23日–AD1935年4月14日 · 証明本文
一般相対性理論に、問題があった。 エネルギー保存が成り立っているように見えない。
ヒルベルトとクラインがゲッティンゲンに彼女を呼び、 その問題を検討させた。
出した答えは、問題そのものより広かった。
系に連続的な対称性があれば、 それに対応する保存量が必ず存在する。
時間をずらしても法則が変わらない ——だからエネルギーが保存する。 場所を動かしても変わらない ——だから運動量が保存する。 向きを変えても変わらない ——だから角運動量が保存する。
別々に見つかっていた保存則が、 一つの定理の帰結として並んだ。
現代の素粒子物理は、この定理の上に立っている。
書いた本人は、当時ゲッティンゲンで 無給の講師ですらなかった。 ヒルベルトの名義で講義を出していた。