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Event / できごと

与謝野晶子『みだれ髪』

Midaregami
AD1901年8月15日
重要度 3

概要

「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」。22歳の女性が恋と体を歌って、罵倒された。4年後、日露戦争の弟に「君死にたまふことなかれ」を書いて、また罵倒された。

場所

東京
35.68°N 139.77°E · 日本・東京都

関わった人(1)

与謝野晶子AD1878年12月7日–AD1942年5月29日 · 歌人

本文

鳳晶。 堺の駿河屋。 羊羹。 父は店の主人で、 本を読んだ。 晶子は店番をしながら、 『源氏物語』を。 1900年、 『明星』。 与謝野鉄幹。 新詩社。 8月、 大阪で。 鉄幹には妻がいた。 林滝野。 子も。 11月、 京都。 粟田山。 「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき」。 1901年6月、 家を出て、 東京へ。 鉄幹の家。 滝野は、 出ていった。 8月15日、 『みだれ髪』。 東京新詩社、 伊藤文友館。 399首。 藤島武二の装丁。 ハート形の中に、 女性の顔。 アール・ヌーヴォー。

「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」。 「その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」。 「春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ」。 「乳房おさへ神秘のとばりそとけりぬここなる花の紅ぞ濃き」。

「淫奔」。 「猥褻」。 「恋愛至上」。 大町桂月。 「不道徳」。 鉄幹は、 「文壇照魔鏡」で、 「女を騙す」と攻撃された。 10月、 結婚。 上田敏、 「明治の恋愛の宣言」。 石川啄木、 「みだれ髪を読んで、 新しい歌を知った」。

1904年9月、 『明星』。 「君死にたまふことなかれ」。 弟の籌三郎が旅順に。 「旅順の城はほろぶとも、 ほろびずとても、 何事ぞ、 君は知らじな、 あきびとの家のおきてに無かりけり」。 「すめらみことは、 戦ひに、 おほみづからは出でまさね」。 大町桂月、 「乱臣なり、 賊子なり、 国家の刑罰を加ふべき」。 晶子、 「歌は歌に候」。 「ひらきぶみ」。 「まことの心をまことの声に出だし候」。 1942年、 死んだ。 63歳。 「水軍の大尉となりてわが四郎み軍にゆくたけく戦へ」。 1942年。 四男。 両方を、 書いた。 両方が、 本当だった。

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