概要
196の国と地域が、気温の上昇を産業革命前から2度未満に抑えることに合意した。先進国だけに義務を負わせた京都議定書と違い、全部の国が目標を出す形になる。
場所
パリ
48.86°N 2.35°E · フランス
48.86°N 2.35°E · フランス
本文
京都議定書は、先進国だけに削減義務を課した。 アメリカは批准せず、中国とインドには義務が無い。 枠組みとして機能しなかった。
パリ協定は、逆の設計にした。 全部の国が自分で目標を出す。 義務ではなく、出すこと自体を約束する。 5年ごとに見直して、前より後退させない。
法的拘束力の弱さは批判される。 一方で、196の国と地域が入った。 拘束力を弱めたから入れた、という面がある。
「産業革命前から2度未満、できれば1.5度」という数字が 初めて共通の目標として書かれた。
アメリカは2017年に離脱を表明し、2021年に復帰した。 政権が代わるたびに揺れる仕組みでもある。