概要
ローマとインドを結ぶ中継地として栄え、独自の貨幣を発行した。同時代の記録が「世界四大国」に数えている。
場所
アドゥリス
15.26°N 39.65°E · エリトリア(アクスムの外港)
15.26°N 39.65°E · エリトリア(アクスムの外港)
本文
エチオピア高原の王国が、紅海の出口を押さえた。
アドゥリスの港から、 象牙、犀角、亀甲、そして奴隷が運び出され、 インドの香辛料と綿布、ローマのガラスと金属が入った。
独自の金貨を発行している。 これができた国は当時ほとんど無い。 ローマ、ペルシア、中国、そしてアクスム。 3世紀のペルシアの記録が、この四つを世界の大国として並べている。
4世紀にエザナ王がキリスト教を受け入れた。 ローマがミラノ勅令を出したのとほぼ同じ時期になる。 エチオピア正教は、いまも1600年続いている。
7世紀、イスラーム勢力が紅海の交易を握ると、 アクスムは内陸へ後退した。 海から切り離された王国は、山の中で独自の道を歩む。