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Event / できごと

ミラノ勅令

Edict of Milan
AD313年
重要度 5

概要

キリスト教を含むすべての信仰を認めた。300年続いた迫害が終わる。

場所

メディオラヌム
45.46°N 9.19°E · イタリア・ミラノ

関わった人(1)

コンスタンティヌス1世AD272年頃–337年5月22日 · 発布

本文

勅令というより、二人の皇帝の合意を各地の総督に伝えた文書になる。 キリスト教だけを認めたのではなく、 すべての者が望む神を礼拝してよい、という書き方をしている。

直前の10年は、帝国史上最も激しい迫害の時期だった。 教会は壊され、聖書は焼かれ、聖職者は投獄された。 それを止めたことになる。

コンスタンティヌスの改宗の動機は議論がある。 戦いの前に空に十字の徴を見たという話は本人の証言に基づくが、 政治的な計算を見る研究者も多い。 帝国の人口に占めるキリスト教徒は、 この時点で1割前後と推計される。

少数派を公認した勅令だった。 67年後、その宗教が唯一の公認宗教になり、 他の祭祀が禁じられる側に回る。

出典(3)

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福第13章 歴史の必然と謎めいた選択
塩野七生 ローマ人の物語XIII 最後の努力
エドワード・ギボン ローマ帝国衰亡史第16章

同じ時代のできごと

四分統治の開始AD293年アクスムの紅海交易AD300年頃ディオクレティアヌスの大迫害AD303年2月23日五胡十六国304年東晋の成立AD317年グプタ朝の黄金時代AD320年ニケーア公会議AD325年コンスタンティノープル遷都AD330年