概要
訳注のほうが本文より長くなった。機械に計算させる手順を書き、数を扱う機械が音楽や記号も扱えるはずだと述べている。100年早い。
場所
ロンドン
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド
関わった人(1)
エイダ・ラブレスAD1815年12月10日–AD1852年11月27日 · 著者本文
バベッジの解析機関について、 イタリア人が書いた紹介文を英語に訳す仕事だった。
エイダ・ラブレスは、訳文に注を付けた。 その注が、本文の倍以上の長さになった。
注Gに、ベルヌーイ数を計算する手順が書かれている。 繰り返しと分岐を含む。 最初のプログラムと呼ばれるのは、この部分になる。
もう一つ書いたのが、機械の射程だった。 数を扱う機械は、 数で表せるものなら何でも扱える。 音の高さを数に対応させれば、音楽も作れるはずだ、と。
同時に、限界も書いている。 機械は、こちらが命じたことしかできない。 何かを生み出すことはしない、と。
この二つの主張—— 機械は数以外も扱える、しかし自分では何も始めない—— は、いまも議論の出発点として引かれる。
36歳で死んだ。 機械は結局、完成しなかった。