← 地図で見る
Event / できごと

ボエティウス『哲学の慰め』

The Consolation of Philosophy
AD524年
重要度 4

概要

死刑を待つ牢で書いた。運命の車輪は回り、本当の幸福は失われないものの中にある、と。中世を通じて最もよく読まれた本の一冊になる。

場所

ラヴェンナ
44.42°N 12.20°E · イタリア・エミリア=ロマーニャ州

本文

ローマの名門の生まれで、執政官になった。

ギリシアの哲学をラテン語に訳す仕事をしていた。

プラトンとアリストテレスの全部を訳す計画だった。

途中で、反逆の疑いをかけられた。

元老院の同僚を弁護したことが発端になる。

裁判は形だけだった。

牢に入れられ、処刑を待つ間に書いた。

哲学が女性の姿で現れ、対話する。

なぜ悪人が栄え、善人が苦しむのか。

運命の女神は車輪を回している。

上に行った者は、必ず下りる。

失われるものは、初めから自分のものではない。

本当の善は、外から与えられるものの中に無い。

神は未来を知っているが、 それは人の自由を奪わない。

神は時間の外にいて、 すべてを一つの「いま」として見ているから。

拷問されて処刑された。

この本は、中世を通じて最もよく読まれた。

アルフレッド大王とチョーサーが、それぞれ英語に訳している。

同じ時代のできごと

新羅の骨品制AD520年磐井の乱AD527年ベネディクトの戒律AD529年頃アテナイのアカデメイア閉鎖AD529年ホスロー1世の改革AD531年ニカの乱AD532年1月13日ユスティニアヌスの再征服533年ローマ法大全AD534年