概要
千年分のローマ法を整理して一つにまとめた。中世以降のヨーロッパ法の土台になる。
場所
コンスタンティノープル
41.01°N 28.98°E · トルコ・イスタンブール
41.01°N 28.98°E · トルコ・イスタンブール
関わった人(1)
ユスティニアヌス1世AD482年頃–AD565年11月14日 · 命令本文
千年分のローマ法を、整理して一つにまとめた。
それまで、法は積み重なる一方だった。 勅令も、法学者の見解も、互いに矛盾したまま残っている。 どれが有効かを判断できる者が、ほとんどいない。
トリボニアヌスら十数人が、6年で作業した。
四つの部分からなる。 勅法彙纂、学説彙纂、法学提要、そして新勅法。
学説彙纂は、 過去の法学者の著作から抜き書きして体系化したものになる。 元の著作の大半は失われたので、 ここに引かれた分だけが残った。
11世紀にボローニャで再発見され、 大学で研究されるようになる。
そこから、ヨーロッパ大陸の法体系が組み上がっていく。
いまの日本の民法も、 ドイツとフランスを経由して、この系譜に連なる。
出典(1)
エドワード・ギボン 『ローマ帝国衰亡史』第44章