概要
山からの水路を断たれ、戦わずに降伏したと伝わる。海岸最大の国が、山の国に呑まれた。
場所
チャン・チャン
-8.11°N -79.07°E · ペルー・ラ・リベルタ県
-8.11°N -79.07°E · ペルー・ラ・リベルタ県
本文
インカが北へ攻めてきた。
チムーは海岸最大の国で、 兵力でも劣っていなかった。
だが、決定的な弱みがあった。
水になる。
海岸の農業は、 アンデスから流れ下る川の水に完全に依存している。
その上流を、インカが押さえた。
戦わずに降伏したと伝わる。
インカは、チムーの王を捕らえてクスコへ移した。
そして、金属細工の職人を連れ去っている。
チムーの冶金は当時の南米で最も進んでいた。
インカの金銀細工として知られるものの多くが、 この職人たちの手による。
征服した相手の技術を吸い上げる。
同じことを、インカは各地でやっている。