概要
織物職人が、ヒンドゥーもイスラームも否定する詩を口語で歌った。「私はヒンドゥーでもムスリムでもない」。その詩がシク教の聖典にも収められている。
場所
デリー
28.61°N 77.21°E · インド
28.61°N 77.21°E · インド
本文
織物職人だった。
ムスリムの家に育ち、 ヒンドゥーの師に学んだとされる。
そのどちらも否定した。
「私はヒンドゥーでもムスリムでもない」。
寺院の鐘も、モスクの呼びかけも、 神を外に探す行為だと言う。
神は自分の中にいる、と。
サンスクリットでもペルシア語でもなく、 口語で歌った。
だから、読み書きのできない人にも届いた。
死んだとき、 ヒンドゥーが火葬を、ムスリムが土葬を主張して争った。
布をめくると、遺体が消えて花だけがあった。 それを二つに分けた、という伝説がある。
その詩が、シク教の聖典に収められている。
いまも、インドの民衆歌として歌われている。