概要
発音の仕組みから設計された文字。民が読み書きできるようにという目的が、序文に明記されている。
場所
漢陽
37.57°N 126.98°E · 大韓民国・ソウル(朝鮮王朝の都)
37.57°N 126.98°E · 大韓民国・ソウル(朝鮮王朝の都)
関わった人(1)
世宗AD1397年5月15日–AD1450年4月8日 · 当人本文
世宗が、学者に命じて作らせた。
序文に、目的が書かれている。
我が国の言葉は中国と異なり、漢字と噛み合わない。 だから愚かな民が言いたいことがあっても、 それを書き表せない者が多い。 私はこれを憐れんで、28文字を作った。 誰もが易しく学び、日々便利に使えるように、と。
設計が体系的になる。
子音字は、発音するときの口や舌の形をかたどった。 母音字は、天(丸)・地(横線)・人(縦線)を組み合わせる。
音節ごとに四角くまとめて書く。 漢字と並べても違和感が無い。
両班の一部が強く反対した。 漢字を捨てるのは野蛮だ、と。
長く、女性と庶民の文字とされた。 公式の文書で使われるようになるのは19世紀末になる。
作った人と目的と原理が分かっている文字は、珍しい。
出典(1)
春秋館の史官 『朝鮮王朝実録』世宗二十八年