概要
地球が動くと説いた書が、著者の死の年に世に出た。宇宙の中心から人間が外れはじめる。
場所
ニュルンベルク
49.45°N 11.08°E · ドイツ・バイエルン州
49.45°N 11.08°E · ドイツ・バイエルン州
関わった人(1)
コペルニクスAD1473年2月19日–AD1543年5月24日 · 著者本文
30年以上手元に置いて出さなかった。 出版されたのは死の年で、 刷り上がった本を病床で受け取ったと伝わる。
躊躇の理由は、教会の弾圧より 学者仲間の嘲笑を恐れたためとする説がある。 地球が動いているなら、なぜ物が飛ばされないのか。 当時の物理学では答えられない。
出版に際して、本人の意図しない序文が付けられた。 これは計算を簡単にするための仮説であって、 実際にそうだと主張するものではない、という趣旨になる。 書いたのは校正を担当した神学者だった。
その序文のおかげで、 この本は70年間、禁書にならなかった。
体系としては、まだ円軌道にこだわっており、 計算の精度はプトレマイオスとさほど変わらない。 中心を入れ替えた、という一点が大きかった。
出典(1)
ウィリアム・H・マクニール(増田義郎、佐々木昭夫 訳) 『世界史』第III部 西欧の優勢(1500〜1850年)