概要
「私の国が空になってしまう」。人の売買をやめるよう求めてポルトガル王に書き送った。手紙は残り、売買は止まらなかった。
場所
ンバンザ・コンゴ
-6.27°N 14.25°E · アンゴラ・ザイーレ州
-6.27°N 14.25°E · アンゴラ・ザイーレ州
関わった人(1)
アフォンソ1世AD1456年頃–AD1543年 · 差出人本文
コンゴ王国はポルトガルと、はじめは対等な国として付き合った。 王は洗礼を受けてアフォンソを名乗り、息子をリスボンへ留学させ、 その息子はローマで司教に叙されている。
やり取りの中身がしだいに人の売買になっていく。 ポルトガル商人は王の統制を通さず内陸から人を買い、 王国の秩序そのものが崩れはじめた。
1526年、アフォンソはポルトガル王ジョアン3世に書き送っている。 商人が自由に振る舞い、貴族の身内まで捕らえて売られている、 このままでは私の国が空になってしまう、と。
返事は来た。だが売買は止まらなかった。 以後300年、この海岸から大西洋を越えた人の数は数百万にのぼる。