概要
戦国の争いを制して中国が初めてひとつになった。度量衡・文字・車軌が揃えられる。
場所
咸陽
34.33°N 108.71°E · 中国・陝西省
34.33°N 108.71°E · 中国・陝西省
関わった人(1)
始皇帝BC259年–BC210年 · 当人本文
550年続いた分裂を、10年で終わらせた。 秦が勝てたのは、商鞅が敷いた仕組みのためとされる。 身分でなく戦功で位を与え、家を細かく分けて税と兵を取り、 連座で相互に監視させた。
統一の後にやったのは、まず規格を揃えることだった。 文字、貨幣、度量衡、車輪の幅。 車輪の幅を揃えると轍が共通になり、道を走れる。 帝国の背骨は、この揃えるという作業でできている。
同時に、思想を揃えようとした。焚書坑儒と呼ばれる。 ただしその規模は、後の漢代の史書によるところが大きく、 どこまでが実際かは議論がある。
15年で倒れた。急ぎすぎたためとされるが、 揃えた規格のほうは2000年残った。
出典(6)
司馬遷 『史記』秦始皇本紀
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第11章 グローバル化を進める帝国のビジョン
ジャレド・ダイアモンド(倉骨彰 訳) 『銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』第16章 中国はいかにして中国になったのか
ウィリアム・H・マクニール(増田義郎、佐々木昭夫 訳) 『世界史』第II部 諸文明間の平衡状態(BC500〜AD1500年)
デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ(酒井隆史 訳) 『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』第10章(国家の三つの原理)
デヴィッド・グレーバー(酒井隆史 訳) 『負債論 貨幣と暴力の5000年』第9章(枢軸時代。貨幣と軍隊と奴隷制が同時に現れる)