概要
先住民の子どもが、同化のために家族から引き離され施設や里親に預けられた。数は分かっていないが、10人に1人から3人に1人と推定される。2008年に首相が謝罪した。
場所
シドニー
-33.87°N 151.21°E · オーストラリア・ニューサウスウェールズ州
-33.87°N 151.21°E · オーストラリア・ニューサウスウェールズ州
本文
1910年ごろから1970年代まで、 オーストラリア各州の法律は、先住民の子どもを親から引き離す権限を役所に与えていた。
理由は「保護」とされた。 実際の狙いは同化にあった。 肌の色の薄い子を選んで連れ出し、白人社会で育てれば、 何世代かで先住民は消える、という考え方が公文書に残っている。
子どもは施設か里親に預けられ、 言葉を話すことを禁じられ、名前を番号に替えられた例もある。 親には行き先が知らされなかった。
引き離された人数は分かっていない。 記録が残っていないためで、10人に1人から3人に1人と推定される。
1997年の報告書『彼らを家に連れ帰る』で全体像が公になった。 2008年2月13日、ラッド首相が議会で謝罪した。 議場と、外の広場と、全国の学校で、その言葉が聞かれた。
補償の制度はいまも州によって違う。