概要
ローマに軍を入れて独裁官となり、政敵を名簿にして処断した。内乱の前例になる。
場所
ローマ
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
関わった人(1)
スッラBC138年–BC78年 · 当人本文
ローマ市に軍を入れて武力で政敵を排したのは、 スッラが最初だった。それを二度やっている。
二度目のあと、独裁官に就いた。 本来6か月の非常職を、期限を切らずに引き受けている。
処断すべき者の名を書いた板をフォルムに掲げた。 名が載れば誰でも殺してよく、殺した者に賞金が出る。 財産は没収され、子と孫は公職に就けない。 数千人が消え、私怨で名を書き足された者もいた。
やったことは、元老院の権限を強める復古的な改革だった。 そのうえで、任期を終えると自ら退いて引退した。
退けることを示した点で例外的だが、 軍を政争に使う手順のほうが後に残った。 それを見て育った世代に、若いカエサルがいる。
出典(1)
塩野七生 『ローマ人の物語』III 勝者の混迷