概要
リュディアとメディアの戦いの最中に日が欠け、両軍が戦いをやめた。タレスがこれを予言したとヘロドトスが書く。自然を神話でなく法則で説明する試みの始まりに置かれる。
場所
ミレトス(BC585年の日食)
37.53°N 27.28°E · トルコ・アイドゥン県
37.53°N 27.28°E · トルコ・アイドゥン県
関わった人(1)
タレスBC624年頃–BC546年頃 · 予言したとされる本文
リュディアとメディアが5年戦っていた。
ハリュス川のほとりで対峙したとき、 昼が夜になった。
両軍が武器を置き、和議を結んだ。
ヘロドトスが書いている。
ミレトスのタレスが、 この年に日食が起きるとイオニア人に予告していた、と。
BC585年5月28日の日食になる。
現代の計算で、日付が確かめられる。
古代の出来事で、日にちまで分かる最も古いものの一つになる。
どうやって予言したのかは分からない。
バビロニアのサロス周期を知っていたという説がある。
だがサロス周期は、 日食が「どこで」見えるかまでは教えない。
年を当てただけかもしれない。
いずれにせよ、 天の異変を神の怒りではなく 繰り返す現象として扱った。
そこから、自然を法則で説明する試みが始まる。